式場見学で【即決】を迫られた時の対処法~元プランナーが伝授

恋愛・結婚

結婚が決まり、どこで結婚式を挙げるかを考える時間はとても楽しいですよね。
わくわくする「式場選び」ですが、その一方で「ブライダルフェア 即決」「式場即決 後悔」「式場即決 メリット」など「即決」に関する検索ワードを目にすることがあるでしょう。
「もしかして、すぐに決断を迫れるの…?」と不安になってしまいますよね。

筆者は結婚式の仕事に13年間携わり、3000組以上の新郎新婦様と関わってきました。ブライダルフェアの企画をしてきた側でもあり、式場を決定する新郎新婦様の気持ちもよく理解しています。私が勤めていた式場でも「1件目で即決」をされるカップルは多くいましたが、そうではないおふたりもいらっしゃいますし、それぞれに理由をお持ちです。

本記事では、「即決を迷った時の考え方」「即決を迫られた時の回答例」などを具体的に解説します。決定権は間違いなくおふたりにありますので、せっかくの楽しいブライダルフェアが嫌な思い出にならないように、見学に行く前に是非チェックしておいてくださいね!

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式場見学で【即決】という言葉が飛び交う理由

ブライダルフェア即決 式場見学即決

結婚式場が「式場見学」や「ブライダルフェア」で即決をすすめる理由は、下記の2点です。
結婚式マーケットの縮小と式場の競争が大きな要因といえるでしょう。

①結婚式を挙げるカップルが貴重な時代であるため
②素敵な結婚式場が数多くあるため

昔は結婚式をするのが当たり前で「結婚式といえばここ!」のように式場数も少ない時代でした。しかし現代は、人口の減少や結婚をする人の減少により、結婚式を挙げるカップルは貴重な時代と言えます。式場側としては、1組でも多くのカップルに結婚式を挙げて頂かなくてはその式場を継続していけなくなってしまいます。

さらに多様性の時代により、結婚のカタチ、結婚式のスタイルも多様化しています。式を挙げないという選択をするカップルも多い中で、各式場様々な商品開発や受け入れ態勢を用意しています。
その結果、どこの式場も素敵であるため、見学をしてくれた「今」ここで決定していただくことが自分たちの式場を選んでもらえる確率が一番高い瞬間であるのです。

筆者yukie
筆者yukie

さらに、今はネットやSNSでその式場の細かい情報や口コミなどを事前に確認できるため、お客様側としてもある程度絞り込んで見学をされています。自分の希望とのギャップが少ない場合「即決」をするカップルが増えていることも事実です。

【即決】はしてもいい!~迷った時の考え方

あなたは1件目の見学で「即決」することをネガティブに捉えていますか?
ふたりの性格にもよるものですが、「即決」にはメリットデメリットの両方があります。
今後の考え方の参考にしてみてください。

【即決】するメリットと注意点

ブライダルフェア即決 式場見学即決

・人気の式場でも希望通りの良い日程を確保できる
・「即決特典」でお得に申し込める
・見学をしすぎることでの迷いを回避できる
・結婚式の準備に時間をかけられる
・家族や友人に早く報告ができる

新婦
新婦

ネットで候補を絞り、第一希望を1件目に行きました。チャペルも会場も料理も感動し、着たいドレスも見つかりました。何より、自分たちの希望を親身に聞いてくれるプランナーさんとの相性が抜群によかったので「即決」しました。

新郎
新郎

自分が列席した経験のある式場でした。その時、他の花嫁さんを見ることもなかったし、ゲストとして至れり尽くせりだった記憶があるので、それが安心につながりました。気になる点も全くなかったので決めました。

筆者yukie
筆者yukie

何もネックがなければ即決を考えてもいいと思います。式場見学をし過ぎて疲弊している新婦様にも会ったこともありますし、式の準備にいち早く入れるのは嬉しいことですよね。

「即決をしたいけど…」と迷った時は…
当日のゲストケアや、衣装のラインナップ、持込みの可否、費用面など、気になっている点がある場合は、決定する前にすべて質問しておきましょう。「勢い」の即決は後悔します。後にキャンセルを検討するのもとてもストレスになりますので、契約前に解消してもらえることはきちんと確認することが大切です。※キャンセルの場合、申込み金は返ってきません!

【即決】のデメリット

ブライダルフェア即決 式場見学即決

・比較検討ができない
(費用や雰囲気など、より自分の希望に合う式場があったかも…という後悔)
・申込んでから不明点や不安が出てくる
・キャンセルしようとなった時にキャンセル料がかかる

新婦
新婦

チャペルに一目惚れして勢いに任せて即決!でも申し込んだ後に、着たいドレスがその式場では用意できないことがわかりました。衣装の持込み料なども聞いてなかったので、きちんと確認すべきだったと反省しました。

新郎
新郎

1件目で即決したものの、もう1件見たのが失敗でした…。彼女が2件目の会場を気に入ってしまい、さらに金額も良心的で、こんなに違うんだと後悔…。結局1件目の会場はキャンセルしましたが、申込み金10万円は返ってきませんでした。

筆者yukie
筆者yukie

1番のデメリットは比較検討できないという点ですね。列席経験が豊富であればまだしも、フェアの参加中は長時間の疲れや即決特典に目がくらみ、冷静な判断ができないこともあります。自分たちがどうしたいのか、その場で判断できかねる場合は、一度持ち帰り冷静に話し合いましょう。

「即決」を迷う理由を考えよう!
気持ちよく契約ができるのは、ふたりともが何もネックなく「うん、ここでやりたいね!」となっている状態です。
何件も見学すればいいというわけではありませんが、ふたりがそれぞれ確認したいことによっては1件目で決めるのをおすすめはできません。見積もりの比較や日程の親相談が必要な場合もあるでしょう。上手に背中を押してくれるプランナーもいますが、結婚式は「ふたりとその家族」のイベントであるという点を意識し、雰囲気に流されないように注意しましょう。

【即決】を強引に迫られた時の対処法

ブライダルフェア即決 式場見学即決

「即決」するかしないかは、式場側が決めることではなく、新郎新婦のふたりであるということを強く自覚することが大切です。
とはいえ、式場やプランナーも悪者ではありません。ふたりの素晴らしい結婚式を精一杯お手伝いしたいという志で仕事をしています。だからこそ、ただ強引に成約を迫ってくるプランナーに会った場合は、その式場が候補になるかならないかの一つの判断材料にもなるでしょう。

ここでは、式場が「即決」を強くすすめてくる際によく言われるトークに対し、どのように対処すべきかを伝えておきます。

希望の日程が埋まってしまうと言われたら

営業感の強い式場では、「希望の日程が埋まってしまう」ということを煽ってくることがあるでしょう。それは、必ず嘘ということもありません。特に貸切のゲストハウスや誰もが欲しがるいい日柄の日程などはすぐに埋まってしまうことがあります。

まず、ふたりにとってその日が「絶対」なのかを考えましょう。
日程限定で式場見学をしているカップルも存在しますので、日程の優先順位は話し合っておきたい点です。そして、その式場を気に入っているかどうかをふたりで擦り合わせた上で、即決をするべきかを判断しましょう。
即決という選択をしない場合は、「仮予約」ができるのか、「他の希望日」は空いているかなどを質問してみると良いでしょう。

筆者yukie
筆者yukie

「仮予約」ができないケースもあるので、その際はいさぎよく「埋まったら仕方ない」と運に任せるか、「このあともう1件見学が終われば結論を出すので、それまでおさえてもらえないか」など交渉してみるのもありでしょう。

値引きや当日特典について言われたら

どんなにその場で値引きをしてくれても、当日成約特典が今しか使えないと言われても、その式場で挙げたいかどうかをよく考えてください。他の式場に行ってほしくないがゆえに「今だけ」と強調している可能性もあります。他の式場を見学されてしまうと、負けてしまうということでしょう。即決しない場合は、「特典はなくなってもかまわない」とはっきり伝えることが大事です。

検討に残っているならば、「特典の有効期限を延ばせるか」は聞いてみるとよいでしょう。

親に電話してみてと言われたら

「親に相談しないと決めれません」と断った時に、「この場で電話で確認してみてはいかがですか?」と言われることがあります。もし、本当に迷っていて「親確認」だけが必要ならばそれも一つの方法ですが、違う理由があることも多いでしょう。

「親確認」以外にもまだ決められない理由があることを伝えましょう。そして、「親には電話ではなく会って相談することになっている」などと言えば、丁寧な断り方になりますよ。

他の会場の悪い点を言われたら

「他に見たい式場がある」と言った時に、その会場の悪い点を説明するプランナーには要注意です。式場がそうした営業トークを良しとしているのでしょうが、それは「自分の式場に対する自信の無さ」と「高額な商品を提供しているという自覚、品格の低さ」だと私は思います。

結婚式に携わる人間として、どうでしょうか。ふたりにとっての大切な人たちが集まる「人生最大の晴れ舞台」を任せたいとは思いませんよね。

筆者yukie
筆者yukie

もちろん、良い印象のプランナーの方が圧倒的に多いと思うので、断るにも断りづらい気持ちになることもあるかもしれません。「決めるのはふたり」であるという自覚を持ち、「後悔」しない判断をしてくださいね。

まとめ

ブライダルフェア即決 式場見学即決

ブライダルフェアや式場見学において、「即決を迷った時の考え方」「即決を迫られた時の回答例」などを解説しました。私は元プランナーなので「結婚式場 即決 騙された」などの記事を見ると、とても悲しくなりますが、その人はきっとそのような経験をされたのでしょう。
ですが、素敵な結婚式場や真摯に頑張っているスタッフはたくさんいます。おふたりに最高に楽しんでもらえるようにフェアの企画もしています。
最後は、「おふたりが決める」それだけです。

金額が高額なだけにネガティブな口コミも目に入るかもしれませんが、「即決するかしないか」を考える前に「ここで挙げたい!」と思える式場を見つけることが先決です。
ふたりの結婚式は唯一無二なものです。ふたりの基準で自分たちが納得する結婚式場を是非楽しんで見つけてくださいね!

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「即決を迫られたらどうしよう!」と心配な人は、まず相談カウンターに行ってからフェアに参加するといいですよ。

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