今あなたは「結婚」についてどのように悩んでいますか?
本当にこの人でいいのか、自分は本当に結婚したいのか、そもそも結婚っていいものなの?など、自分にとっての「結婚とは?」を問いかけていることでしょう。
筆者は結婚して13年。また、ウエディング業界に10年以上従事し、今まで3000組以上の新郎新婦様と接してきました。その中で結婚に至るまでの悩みや決め手などの対談も行ってきました。
この記事では「結婚を迷う理由」「迷ったときの自分への問いかけ」「結婚してよかったこと」について紹介しています。あなたの結婚に対する不安や悩みを解消し、一歩踏み出すお手伝いができれば幸いです。
結婚を迷う理由

結婚を迷う理由にはどのようなものがあるでしょうか。まずは、今ザワザワしている自分の心の声に耳を傾けてみてください。
今回は、女性が感じる結婚への不安について、大きく3つに分けてみました。あなたにも当てはまるものがあるかもしれません。
①結婚生活への不安…経済的、家事育児など、生活が変化することへの不安
②相手への不安…この人で本当にいいのか、相手の親と上手くやっていけるのかなど
③結婚の必要性…自分のキャリアや今の仕事スタイルを変えたくない、自由な時間が減るなど
①結婚生活への不安
結婚後の生活がイメージできないことや自分にできるのかといった不安は、誰しも感じることだと思います。仕事をしながら家事をすること、子供はどうするか、将来を見据えた経済的な部分など、具体的に想像できないことが多くて苦しくなってしまう女性は多いようです。
②相手への不安
自分が選んだ相手が本当に結婚相手としてふさわしいのかという不安も、結婚という大きな決断を前にすると自然なことです。また「一緒に生活をする」となった時に、金銭感覚や家事と仕事への考え方、時間の使い方、将来(子供を含む)のイメージなど、価値観の違いはどこまで許容できるものなのか考えてしまうでしょう。
さらに、結婚となると相手の家族とも関わる機会が増えますよね。
③結婚の必要性
自立した女性が増えている現代社会において、「結婚」の必要性やメリットを感じないと考える人も多くいます。キャリア重視や自分の時間を大切にしたいという思いが強い場合、結婚はせずパートナーとしてお互いを尊重し合う関係を望むこともあります。

「ただ漠然と結婚に対して不安がある」という人も多いかもしれませんね。今と将来に関わる人生の大きな決断ですから、それは当然のことだと思います。
不安やモヤモヤの理由がなんとなくわかったら、「結婚したいのか」「結婚しないのか」を考えなくてはなりません。「結婚」というスタイルが自分と相手には合っていないと感じれば、無理にする必要はないでしょう。
結婚をしなくても充実した人生は送れます。そして、結婚への価値観も多様化している時代です。
周りに押されて苦しい判断をしないように、自分に正直に生きてくださいね。
不安や迷いとの向き合い方

ここからは、「不安ではあるけど、結婚に向き合いたい」と悩んでいる人に向けて、不安の解消法を考えていきます。
結婚を考える大前提
まず大前提として、
自分は相手のことが好き(大切)か、相手は自分のことを好き(大切)か、そして「その人と居るときの自分は好きか」を問いかけてみてほしいと思うのです。
①自分は相手のことが好き(大切)か
相手のことが好きかどうかは本人にしかわかりませんが、その人がいるだけで気持ちが高まったり楽しいと思えるかどうかは意外と重要です。相手に好かれようと行動や美意識に気を遣えているか、相手に興味をもって接しているかどうか。「結婚したらどうせ変わるんでしょ」と言いたいところかもしれませんが、今この気持ちがないなら結婚しようとはなりませんよね。
②相手は自分のことが好き(大切)か
昔から「愛される方が幸せになれる」と言われますが、結婚相手として自分を愛してくれる人かどうかを冷静に考えてみましょう。愛されて結婚すると、恋愛感情が維持しやすかったり、自分の欠点も受け入れてくれたり、何より自分が「愛されている」という自信と安心感を持って生活することができます。
③その人と居るときの自分は好きか
そして、最も重要なのは、「その人と居る時の自分が好きか」ということです。「自分が相手を好き!」または「相手に愛されている!」と感じていても、無理をしている自分がいたり、嫌われないようにいつも不安と戦っている自分だとどうでしょうか。長く続けるのは苦しいかもしれません。「心」にしろ「体」にしろ、人には相性もあります。長い結婚生活において、「自分らしくいられる」ことや「ありのままの自分でいられる」と感じる相手というのは非常に大切な決め手ではないでしょうか。もちろん、独りよがりではなく、相手との関係が心地よいとお互いに思えているかを考えるといいですね。
悩みや不安を払拭!

一緒に生きていきたいと感じる相手であるならば、「迷いや不安」との出会いも、さらに2人の関係を深めるチャンスです!しっかりと向き合い、「きっと大丈夫!」と思える方向へ一歩ずつ進んでいきましょう。
①経済状況や金銭感覚の擦り合わせ
結婚前に同棲をしたり、普段から話せているとイメージがわきやすいですが、結婚においてとても重要なことです。自分と相手の収入、預金額、借金の有無など、今後の生活を想定しながらきちんと話し合いましょう。
また、金銭感覚の大きな不一致は結婚生活における相性の不一致とも言える重大なポイントです。お互いに寄り添っていけるのか、見極めなくてはなりません。普段の買い物や将来どんなことにお金を使いたいのかなど、ネガティブではなくポジティブに話し合っておきたい点です。
②親や親族の確認
お互いの親の話も、事前にしておいた方がいいでしょう。お付き合いしている中でもある程度は話している内容かと思いますが、親との関係性や人柄などを把握しておくと今後のイメージもしやすいでしょう。すでに病気をしていたり、介護などが関わってくることがないとも言えません。その場合は、彼がどのように考えているのか、自分はどう関わっていくのかを掴んでおきましょう。
③2人の生活のイメージを明確にする
新居のスタイルや立地、家事分担、仕事についても早めに話し合っておきたいことです。子供が生まれたら働き方も変わってくるので、後々ぶつからないためにもお互いの考えを共有しましょう。生活してみないとわからないことばかりですが、話し合っている時に相手の思いやりや寛容さも見ておいてください。今後さまざまなことを2人で乗り越えていける相手なのか、こうした場面でも見える部分があると思います。

話し合いの中で相手の嫌な面が見えたりしそうだな~

話し合いだけでなく、実際の生活でも色々な面が見えてきます。それを「お互いに受け入れられるか」です。相手への愛情や信頼が非常に重要になってきますね。
結婚してよかったこと

では最後に、女性が「結婚してよかった」と感じることを3つ紹介します。
①好きな人と一緒にいられること
とてもシンプルですが、「家族になり毎日一緒に暮らせることが幸せである」という声は多いです。逆に言えばこの気持ちが全くないと結婚には至りませんよね。
②精神的な支えがいる安心感
辛い時などに最大の味方がいてくれることは、とても心強いですよね。お互いに支え合えることで、前向きに生きていける理由にもなります。
③経済的な安定感
共働きの場合、一方が倒れたりしても経済的にある程度安定しているという安心感があります。また、社会保険・税金の配偶者控除なども挙げられます。
そして、「子供を育てる幸せ」ということも、子供を授かった夫婦では圧倒的に多く挙げています。
他にも「親孝行できた」「苦手な家事を分担できた」などもありました。
よかったと感じる理由は人それぞれですが、多くの既婚者が「結婚してよかった」と感じていることは事実です。
まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。
「結婚を迷う理由」「迷ったときの自分への問いかけ」「結婚してよかったこと」について紹介してきました。人間ひとりひとり違う個性があり、一人の相手と「結婚」をするということへの考えもさまざまです。そして、たった一人の「好き」と思える相手と出会えたことはとても幸せなことです。
今、その相手との結婚を迷っていたり、不安に押し潰されそうになっているとしたら、「その人といる自分を、自分が好きでいられるか」という問いかけを是非してみてください。
人生何度でもやり直すこともできます。今の自分の心の声を素直に受け入れて、相手と一緒に一つずつ不安を解消していってくださいね。
あなたの人生がハッピーであることを願っています。
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