2025年の流行語大賞「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」の発表から数週間。今年も残すところあとわずかとなりました。
初の女性首相が誕生し日本の政治・経済も大きく注目されていますが、2026年(令和8年)も政治だけでなく、多方面でトレンドが生まれそうな出来事が予定されています。
本記事では、2026年のトレンドワード予測について幅広くまとめています。2026年の予定、すでに注目されているキーワードなどを見ていきましょう!
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2026年トレンドワード予測

2026年トレンドが生まれそうな予定
2026年は、2月にミラノ・コルティナ冬季オリンピックが開催。6月~7月にFIFAワールドカップ(北米3か国共催)が開催予定です。スポーツ界では選手たちの感動的なシーンや言葉の数々が生まれやすいため、とても楽しみですね。
また、文化の分野では、「サグラダファミリア」(バルセロナ)がついに完成の予定です。サグラダファミリアは、世界遺産に登録されるバルセロナの象徴であり、1882年着工以来、寄付と観光収入で建設が進められ、ガウディの死後も多くの建築家が設計を引き継いできました。2026年の完成の際には、多くのメディアも注目すること間違いないでしょう。
そして、東京ディズニーシーが25周年を迎える年でもあります。約1年に渡りアニバーサリーイベントが開催される予定で、既に1月から混雑が予想されるでしょう。2026年夏に日本でディズニー&ピクサー映画『トイ・ストーリー5』が公開されることや、新規のアトラクションが導入される予定があるなど、春夏秋冬全てのイベントに参加したくなるような仕掛けが目白押しのようです。
最後に、2026年は60年に一度巡ってくる「丙午(ひのえうま)」の年で、情熱やエネルギーが非常に高まるパワフルな年とされることで注目されています。丙午の年に生まれた女性は「気性が激しく、嫁ぎ先に災いをもたらす」といった迷信もあることから、過去の丙午には出産を控える夫婦が増え、出生数が激減したこともあるようです。もちろん、現代はこの言葉や意味を知っている人も少なくあくまでも迷信であることから、そのような状況は起こらないとされています。
勢いに乗って目標に向かい、一歩踏み出す絶好の機会と捉える人や企業などの動きに注目ですね。
2026年注目のトレンドキーワード5選
それでは、2026年のトレンドとなるであろうワード5つについて解説していきます。様々なメディアや企業、SNSなどの情報を網羅し、5つに絞ったものになります。
①AIの進化
②シール帳・シール交換
③苦労キャンセル界隈
④推され活
⑤嵐 活動終了
AIの進化

2022年以降注目が本格化してきた「AI」。生成AIという言葉を2025年も数多く耳にしましたが、この「AI」がますます進化する年になることは間違いないでしょう。
「賢い道具」から「多才なパートナー」、そして、自律的にタスクを遂行すAIエージェントへと進化すると言われています。これにより、人間とAIの協働がより一層進展していくでしょう。
シール帳・シール交換

Z世代を筆頭に、「シール交換」ブームが再熱した2025年。ぷっくり質感が特徴の「ボンボンドロップシール」が店頭から消え、ネットでも在庫切れや高額販売という現象も起きました。2026年もそのブームは引き継がれ、「大人が楽しむシール」や「大人のシール帳」といったキーワードが上昇しており、ターゲットを拡大してさらに盛り上がる兆しです。
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苦労キャンセル界隈

生成AIの登場と共に出た言葉「苦労キャンセル界隈」。「時間や労力をかけて行うのが当たり前」とされてきた「努力」や「面倒」を避け、より楽に自由に生きようとすることを指す流行語です。「風呂キャンセル」「残業キャンセル」「勉強キャンセル」なども代表的な例でしょう。そうしたトレンドに伴い、「セルフ式コンビニラーメン」や「常温保存生パスタ」などのフードトレンドにも風が向いてきています。
今後、ラーメン以外の麺類も開発される見込み。90秒で本格的な味を堪能できるのは、まさに「苦労キャンセル」であり技術の発展の賜物ですね。
推され活

「推し活」トレンドが続く中、その逆転である「推され活」が新しいトレンドとなっています。応援される喜びや、憧れの「出待ち」「サインを求められる」体験を疑似的に味わえるサービスが登場しました。
代表的な例の一つが、新たなカラオケ体験を提供する「VSING」。誰でもステージ上でパフォーマンスを披露でき、その姿を応援してもらえるというものです。
また、憧れのシチュエーションを体験できる「良い推しの日」イベントや、SNSで自分が「推される側」として発信し、共感や応援コメントを集めるといった例もあり、2026年は「推し活」新時代に突入すると言えそうです。
嵐 活動終了

国民的人気グループ「嵐」は、2026年5月末をもってグループとしての活動を終了することを発表しています。2026年春から開催される「ARASHI LIVE TOUR 2026 『We are ARASHI』」がラストツアーとなり、同月にファンクラブも閉鎖予定となっています。
「解散」ではなく「活動終了」という終わり方にこだわりをもっているようで、メンバーひとりひとりの今後の活躍にも注目される年になるのではないでしょうか。
まとめ
2026年に注目の予定やトレンドワードを集めてみました。
今回挙げたこと以外にも、様々な分野で注目の出来事があります。個人的には、2026年4月公開の『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』や日曜劇場『VIVANT』続編もとても楽しみです。2026年はどのようなカラーの一年になるでしょうか。
不安定な経済状況、情報に溢れた現代社会。今後も、さらなるAIの進化や若者の凄まじい拡散力と共に、新たなトレンドが生まれていくでしょう。自分という軸を保ちながらも、トレンドや時代の変化を楽しんで、新しい1年を明るく過ごしていきたいですね。
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